「ビッグコミックオリジナル」(小学館刊)で2018年1月から連載が始まった原作漫画(作・香川まさひと氏、作画・月島冬二氏)を、連続ドラマ&映画化。主演・有村架純、森田剛が熱演した作品『前科者』をパーソナリティー斉藤洋美が紹介。
「前科者 新米保護司・阿川佳代」(全6話)が2021年11月にWOWOWで放送。その後の公開となる映画版は、原作にないオリジナルストーリーで描かれる。
(C)2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
〈ストーリー〉
有村架純扮する阿川佳代28歳。コンビニで働きながら犯罪者の厚生を助ける保護司という仕事に就いている。保護司は非常勤の国家公務員で報酬は一切ない。
それでも、阿川佳代は次々と問題を起こす前科者たちを厳しく叱ったり、励まし寄り添って助けようとしている。
そんな中、殺人を犯した森田剛扮する工藤誠を担当することになる。一生懸命生きようとする彼を全力で支え、仮釈放中に働いていた小さな自動車修理工場の社長からも保護観察満了後には正社員として雇い入れる約束をしてもらえるようになる。
しかし、満了直掩にして突然工藤は佳代の前から姿を消してしまう。
なぜ、工藤はあと少しで社会復帰できるのに姿を消してい待ったのか?
そして、佳代はどうして28歳という若さで保護司に人生を支えているのか?
それぞれの真実が明かされていくのだが・・・。
〈Hiromi’s Eye〉
佳代さんは保護司として自分が担当することを伝えるとき自宅に招き、頭を丁寧に下げて「お帰りなさいませ。」と迎えるのです。そして手作りの牛丼を一緒に食べるのですが、そのシーンがとても温かいのです。
また、佳代さんが保護司になりたてのとき、初めて担当した石橋静河さん扮する斉藤みどりさんがとてもいい味を出しているんですよ。このみどりさんは佳代さんを逆に支えたりして・・・。石橋静河さんのこれまでのイメージとはガラッと違っているところもまたまた見所です。
本当にいろいろなことを教えてもらえる作品です。
監督:岸善幸
原作:香川まさひと、月島冬二
出演:
- 有村架純
- 森田剛
- 磯村勇斗
- マキタスポーツ
- 石橋静河
- 北村有起哉
- 宇野祥平
- リリー・フランキー
- 木村多江
製作年:2022年
製作国:日本
配給:日活、WOWOW
上映時間:133分
2022年1月28日(金)ロードショー
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