『Be With You ~いま、会いにゆきます』のイ・ジャンフン監督待望の3年ぶりとなる新作。『それだけが、僕の世界』のイ・ビョンホンの弟役をはじめ、『ただ悪より救いたまえ』で数々の映画賞を受賞したパク・ジョンミンが主演を努めた韓国映画『手紙と線路と小さな奇跡』をパーソナリティー斉藤洋美が紹介。
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〈ストーリー〉
行き来できる道は線路しかないのに、肝心の駅がない村に、機関士の父と姉と暮らしているジュンギョン(パク・ジョンミン)。
今日も、「大統領様、これは54通目の手紙です。僕の村には道路がありません。冗談のようですが、線路しか通ってないのです。どうか駅を作ってください」と大統領府に手紙を送ったジュンギョン。そう、ジュンギョンの夢はただ一つ! それは村に駅を作ること。
駅なんてとんでもないという原則主義の機関士の父親(イ・ソンミン)の反対にもめげず、姉(イ・スギョン)と村に残って、高校まで往復5時間の通学路を通うジュンギョン。実はジュンギョンは小さな頃から天才的な数学の才能を持っていて、学校の先生からも一目置かれています。
そんなジュンギョンをクラスメイトの自称“私は女神(ミューズ)”というラヒ(イム・ユナ)が、この人は何か違う!と明るくも、上から目線的に応援します。一緒に説得力のある手紙を書くため、清書法の講義、テレビに出て有名になるための“高校生クイズ”、1位の大統領賞獲得に向けた数学大会の受験などなど、駅の実現に向けた努力は続くのですが・・・。
このストーリー紹介では伝えることのできない秘密、そして奇跡がたくさん込められています。
〈Hiromi’s Eye〉
『Be With You ~いま、会いにゆきます』のイ・ジャンフン監督待望の3年ぶりとなる新作です。
この作品は、びっくりするような実話をもとに作られています。
道路が整備されていないため、住民は隣町へ移動する際には、線路を歩いて通らなければならなくて、住民からの請願により臨時乗降場として1988年に開業された、韓国初の民間による私設駅舎“両元(ヤンウォン)駅”。
韓国の東部に位置している、その両元(ヤンウォン)駅のホームなど、駅の設備はすべて住民の負担で設置されたというその実話がモチーフになっています。
主演は、パク・ジョンミンさん『それだけが、僕の世界』のイ・ビョンホンさんの弟役をはじめ、『ただ悪より救いたまえ』で数々の映画賞を受賞
共演は、同級生役に少女時代のイム・ユナさん。父親役にイ・ソンミンさん。姉役にはイ・スギョンさん。
小さな駅作りを通して描かれる夢への挫折と希望、家族の絆、人と人の絆が紡ぐ、温かな笑いと涙、そして感動・・・願って、前進していくと、奇跡って起きる!と背中を押してもらえる作品です。
原題:Miracle: Letters to the President
監督:イ・ジャンフン
脚本:イ・ジャンフン
撮影:キム・テス
音楽:キム・テソン
出演:
- パク・ジョンミン
- イ・ソンミン
- イム・ユナ
- イ・スギョン
- チョン・ムンソン
製作年:2021年
製作国:韓国
配給:クロックワークス
上映時間:117分
2022年4月29日(金)ロードショー
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