パーソナリティー斉藤洋美がクリント・イーストウッド監督、クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナー出演の映画『スペース・カウボーイ』を紹介。
〈ストーリー〉
1958年。空軍きっての、優秀でかつ向こう見ずな男達4人。その名は「チーム・ ダイダロス」。
彼らはアメリカ初の宇宙飛行士として、大気圏外のテスト飛行に 挑むために、過酷な訓練に絶えて、宇宙に飛び立つ日を待っていた。
しか~し、 土壇場になって、プロジェクトの権限が空軍からNASAに移動。宇宙に向かったのは、彼らではなく、一匹のチンパンジーだった!!
宇宙への夢を断ち切られてから、40年!「チーム・ダイダロス」の面々はそれぞれの道を歩み、ステキなおじさま(おじいさま)になっていた!そこへ、NASAから突然ある要請が!もう一度宇宙への夢が果たせるのか・・・・ ガンバレ!ステキなおじさま~(おじいさま~)
”宇宙を見る目は、最後まで少年だった”
〈Hiromi’s Eye〉
もう愛を込めて言ってしまう!「おじさま、おじいさま、すてき~!最高!カッコイ イ!」年を重ねるって、こんなに素晴らしいことなの~!と叫んでしまいたくなりました。
年を取るとシワが増え、白髪も増え、頭髪が薄くなって・・・、かなり気になってきますよね! あのクリント・イーストウッドさんなんて、シワシワでした。共演のドナルド・サザーランドさんは髪の毛真っ白だし、トミー・リー・ジョーンズさん、ジェームズ・ ガーナーさんだって頭髪はかなり薄くなっています。
でも、そんなこと、全く気にならないし、むしろこの映画に出てくる若い人よりカッコイイ!!
それは何故か・・・?それはやっぱりハートだよね!ハート!本物の男の優しさ、勇気、そして、いつまでも失わない夢を追いかけるピュアな少年のような心!キャ~!!
監督、主演の御年70歳のクリント・イーストウッドさんが申してます。「年を重ねれば、重ねる程、優しくなれるのさ!」ってね!
〈みどころ〉
コンピューターの進んだ世の中。コンピューターのない時代に生きてきた、おじ さま、おじいさまは、コンピューターよりすごいことを知っていたりするんだよ。
それでいて、コンピューターを否定しない、柔軟性!
ストーリーも、「アルマゲドン」と「アポロ13」のように、ハラハラドキドキ、そ して、 感動でウルウル。音楽もジャズがとっても気持ちよく使われています。
特に フランク・シナトラの歌う「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が流れるシーンは、たまりません!
〈お気に入り〉
おじさま、おじいさまになった、「チーム・ダイダロス」の4人が、健康診断のため、スッポンポンになるシーンの、ドナルド・サザーランドさんの仕草!! とっても、チャーミングで、笑わせていただきました!
それから、なぜか、宇宙に一緒に飛び立った、マグネット付きのフラダンス人形! 宇宙の中で揺れに揺れ、フラダンスを踊りっぱなしでした。
英題:Space Cowboys
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ケン・カウフマン
出演:
- クリント・イーストウッド
- トミー・リー・ジョーンズ
- ドナルド・サザーランド
- ジェームズ・ガーナー
音楽:レニー・ニーハウス
製作年:2000年
製作国:アメリカ
日本公開:2000年11月3日
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:130分
▼予告編